ドラセナ・コンパクタ(Dracaena deremensis ‘Compacta’)
特徴
見た目
・濃いグリーンの葉が密に集まり、名前の通りコンパクトにまとまる姿が魅力です。
・葉は細めで肉厚、艶やかで上品な雰囲気。
・成長はゆっくりで、樹形が乱れにくいためオフィスや玄関などにもよく使われます。
分類
・キジカクシ科(旧リュウゼツラン科)ドラセナ属の常緑低木。
・アフリカ熱帯地方が原産。
育て方
光
・半日陰でも育ちますが、明るい場所の方が葉がツヤやかに育ちます。
・直射日光は葉焼けの原因になるので避ける。
水やり
・生育期(春〜秋):土の表面が乾いたらたっぷり。
・冬:成長が緩慢になるので控えめに。乾燥気味にするのがコツ。
・過湿に弱いので受け皿に水をためない。
温度
・耐寒性は弱く、最低でも10℃以上を保つと安心。
・寒さに当たると葉が黄変して落ちやすい。
肥料
・春〜秋に緩効性肥料を2か月に1回、もしくは液肥を2週間に1回程度。
・冬は不要。
剪定の仕方
成長がゆっくりなため剪定の頻度は少なめでOK。
枝が伸びすぎてバランスが悪くなった場合は、茎を好みの高さでカットすると脇芽が出てボリュームが出ます。
切った茎は挿し木に利用可能。
挿し木で増やすコツ
適期:春〜初夏。
カットした茎を10cmほどに切り分け、葉を2〜3枚残す。
水差しや挿し木用土で発根させる(2〜6週間で発根)。
発根後は鉢に植え替え、明るい日陰で管理。
ポイント
ドラセナ・コンパクタは「丈夫・成長ゆっくり・樹形が乱れにくい」ので管理が楽。
葉の艶を保つには、葉水や柔らかい布で拭くケアが効果的。
スマートで上品な印象を与えるため、オフィスグリーンやギフトにも人気。