ホヤ・シルバーピンク(学名:Hoya carnosa ‘Silver Pink’)
特徴
見た目
・肉厚で多肉質の葉を持つホヤの一種。
・葉は深緑にシルバー〜ピンクが混じった斑が入り、名前の通り優しい雰囲気を演出します。
・つる性で伸びていくため、ハンギングや棚から垂らして飾ると美しく映えます。
・春〜夏には星型の小さな可憐な花(ピンクがかった白色)を房状につけ、甘い香りを放ちます。
分類
・ガガイモ科ホヤ属の多年草。
・東南アジア原産。
育て方
光
・明るい半日陰を好む。
・直射日光は葉焼けの原因になりますが、あまり暗いと斑が消えやすいので「レースカーテン越しの光」が理想。
水やり
・春〜秋(生育期):土の表面が乾いたらたっぷり。
・冬(休眠期):乾燥気味に管理し、水は控えめ。
・葉に水分を蓄える性質があるので、過湿は避ける。
温度
・耐寒性はやや弱く、最低でも10℃以上を保つのが安心。
・寒さで葉が黄色くなったり落ちやすいので注意。
肥料
・春〜秋に緩効性肥料を2か月に1回、または液体肥料を月1回程度。
・肥料を与えすぎると葉ばかり茂り、花が咲きにくくなるので注意。
剪定の仕方
基本的に大きな剪定は不要。
つるが伸びすぎて形が乱れたら軽く切り戻す。
花後も「花梗(花の軸)」は切らないこと! → 翌年も同じ場所から花が咲きます。
挿し木で増やすコツ
適期:春〜夏。
茎を2〜3節つけてカットし、下葉を取って挿し穂を作る。
水差しまたは挿し木用土に挿す。
発根までは半日陰で管理し、乾燥させない。
根が十分育ったら鉢に植え替える。
ポイント
美しい斑入り葉と甘い花で人気のホヤ。
光の管理が美しい斑や花を楽しむカギ。