フィカス・バーガンディ

フィカス・バーガンディ(Ficus elastica ‘Burgundy’)

特徴

見た目
・光沢のある濃い赤黒い葉が特徴。新芽は赤みを帯び、成長すると深いダークグリーン〜バーガンディ色になります。
・葉が肉厚で丈夫、重厚感がありモダンなインテリアにぴったり。
・ゴムの木(フィカス・エラスティカ)の園芸品種のひとつです。

分類
・クワ科フィカス属の常緑高木。
・インド北東部〜マレー半島原産。

育て方


・明るい場所を好むが、直射日光は避ける。
・日照不足になると葉が落ちやすい。

水やり
・春〜秋(生育期):土の表面が乾いたらたっぷり。
・冬(休眠期):控えめにし、乾燥気味に。
・過湿は根腐れの原因になるので注意。

温度
・耐寒性はあまり強くなく、最低でも10℃以上が安心。
・冷たい風やエアコンの風が直接当たらない場所がよい。

肥料
・春〜秋に2か月に1回程度の緩効性肥料、または液体肥料を2週間に1回。
・冬は与えなくてOK。

剪定の仕方

適期:春〜初夏。

伸びすぎた枝や樹形を乱す枝を好みの高さでカットすると、切り口付近から脇芽が出てボリュームが出る。

白い樹液(ラテックス)が出るので、手袋を着用し、切り口は布などで拭き取る。

大きくしたくない場合は、こまめに切り戻して樹形を保つ。

挿し木で増やすコツ

適期:春〜初夏。

10〜15cm程度の茎をカットし、下葉を落とす。

数時間切り口を乾かしてから、挿し木用土に挿す。

明るい日陰で管理し、乾燥させない。

1〜2か月で発根。その後鉢上げする。

ポイント

葉色が深く重厚感があり、シックな空間に映える観葉植物。

丈夫で育てやすいが、光不足と寒さには注意。

剪定と葉のケアで、美しいバーガンディ色の葉を長く楽しめる。